両会長挨拶

第16回かながわ薬剤師学術大会開催にあたり

公益社団法人 神奈川県薬剤師会
会長 鵜飼 典男

第16回かながわ薬剤師学術大会の開催にあたり一言ご挨拶を申し上げます。

本大会は全国に先駆けて、病院薬剤師会と薬剤師会との合同開催である学術大会としてスタートしました。これまで本大会に参加していただいた両会の会員の皆様、市民公開講座に参加していただいた多くの県民の皆様の熱意に支えられ、今回16回目を迎えることができました。ありがとうございます。また、本大会を支えていただいた関係各位、協賛企業の皆様、両会の委員・役員の皆様にも改めて感謝申し上げます。

さて、近年、矢継ぎ早に「患者のための薬局ビジョン」「かかりつけ薬局・薬剤師」「健康サポート薬局制度」等薬剤師の職能や薬局のあるべき姿が示されました。県民の期待に応える責任が我々薬剤師にはあり、率先して自己研鑽に励み薬局から地域へと活動範囲を拡げていく必要があります。

そのような意味から今年は「薬剤師ルネサンス 〜活躍の舞台を探る〜」というテーマと致しました。このテーマに沿って、特別講演、シンポジウムを企画しております。是非とも皆様には、将来における薬剤師の輝ける舞台を探るべく、熱い議論にご参加いただき、さらに薬剤師としての職能を発揮した発表をすることによって、本大会を盛り上げていただきたいと思います。

最後に、皆様にとって貴重な成果が得られる大会となりますように運営してまいる所存であります。

第16回かながわ薬剤師学術大会の開催にあたり

公益社団法人 神奈川県病院薬剤師会
会長 佐藤 透

この度、平成30年1月14日(日)にパシフィコ横浜・会議センターにおきまして、第16回かながわ薬剤師学術大会を開催させていただくことになりました。本学術大会開催に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。

今回で16回を迎えますこの学術大会は、神奈川県薬剤師会と神奈川県病院薬剤師会の協力により共催開催されており、その目的は、医療に従事する薬剤師が日常業務より得た新しい知見や業務改善に関する成果などを発表・討議することにより、相互に学術・技術の向上を目指し薬物治療の向上及び高度医療に貢献し、安心と安全な医療の確保と提供に務め、ひいては社会における薬事衛生の増進に寄与することを目指すものであります。近年、薬学生らの参加者も得てその数は1,500名を超える学術大会となり、発表する両会会員薬剤師にとっては全国規模の学会発表への登竜門的役割も担いながら成長してきました。

高齢者等において、薬剤に起因する有害事象の防止や服薬アドヒアランスの改善等を図るため、処方されている薬剤の調整を行い、減薬した場合の評価が認められましたが、薬局での処方監査や病院入院時の持参薬確認がそのチャンスとなってきます。そうなると外来部分でのチーム医療(多職種アプローチ)には病院薬剤師だけでなく、保険薬局薬剤師との共働で『多剤処方』と『残薬』『持参薬』への介入が求められたものとなっています。

今、我が国の医療は、団塊の世代が後期高齢者となる2025年に向けて、医療機関の機能分化、地域包括化へと大きく舵を切りました。高度急性期医療から急性期、回復期、療養・在宅へと薬物治療をシームレスにつないでいくために薬剤師には大きな期待が寄せられています。それぞれの局面では、薬学的専門性を活かした薬物治療の質と安全を高めるための様々な取り組みがなされていますが、真に社会から信頼される存在となるためにはより一層の研鑽を積み、明確なビジョンを打ち出す必要があります。それには、公益社団法人としての両薬剤師会がその活動目的を振り返り、自ら変革を試みねばなりません。

そのような状況を踏まえて、今回の大会のメインテーマを「薬剤師ルネサンス〜活躍の舞台を探る〜」とさせていただきました。現在、有意義な学術大会にすべく、関係者一同鋭意準備を進めております。
ぜひとも熱い議論にご参加いただきますとともに、魅力いっぱいの港街・横浜から未来の薬剤師活動を発信していきますので、多数の方々のご参加を心よりお待ちしております。

終わりに、ご後援をいただきました神奈川県、横浜市健康福祉局をはじめ、ご協賛をいただきました企業・団体の皆様、大会準備運営にご尽力をいただきました実行委員会、県薬剤師会・県病院薬剤師会事務局の皆様に感謝申し上げます。